毎年の恒例行事、年賀状作成。
忙しい中で時間、手間、エネルギーを注ぐことになりますよね。
皆さんは年賀状じまいについて考えたことはあるでしょうか。
年賀状じまいとは?
「年賀状じまい」とは、翌年以降の年賀状を辞退する旨を相手方に伝えることをいいます。
毎年送っていた年賀状をやめるのは、勇気がいることです。
受け取り手に対して失礼にあたらないように、伝え方や書き方のマナーなどもあります。
この記事ではメリット、注意点などをご紹介していきますので、是非参考にしてみてくださいね。
年賀状じまいのメリット
人間関係や連絡先の整理ができる
知人や親戚など様々な送り先があると思いますが、普段全く連絡を取らないのに住所録に登録しているため、義務的に送っていた連絡先を整理する良い機会になります。
時間、手間、費用の節約になる
年末の忙しい時期に年賀状を準備するのは大きな負担となります。
高齢の方だと尚更負担が大きいかもしれません。
また、年々送り先も増えていくことで費用も大きくなっていくため、年賀状じまいをすることで時間、手間、費用の節約ができます。
〈関連記事〉
エンディングノート|作成するか悩んでいる人向けの基礎知識【要点紹介】 – SHUKATSU!
年賀状じまいの伝え方
- 直接会って伝える
- メールやLINEで伝える
- 寒中見舞いで伝える
- 年賀状で伝える
直接会って伝える
顔を合わせる機会があるようであれば、直接伝えるのも良いでしょう。
文字だけでは伝わりにくい微妙なニュアンスまで伝えることができるので、誤解が生じたり関係がこじれる心配もありません。
メールやLINEで伝える
気心がしれた相手であれば、メールやLINEで伝えても問題ないでしょう。
もし、メールやLINEで伝えるのであれば、なるべく早めに伝えるようにしましょう。
あまり遅くなると相手方が年賀状を準備してしまう可能性があります。
寒中見舞いで伝える
寒中見舞いとは松の内が明けてから立春までに送る挨拶状のことです。
一般的には1/7~2/4頃に届くように投函します。
喪中の方などにも寒中見舞いでご挨拶するのが良いでしょう。
年賀状で伝える
年賀状じまいは年賀状で伝えることが一般的です。
毎年年賀状を送っていた送り先全てに、新年のご挨拶と年賀状を辞退する旨を送りましょう。
年賀状であれば手元に残るので、次の年に相手方が年賀状を書く際に、見て思い出してもらえる可能性が高いです。
何も言わずにやめたり、喪中はがきを送るのは中には失礼と感じる方もいらっしゃるのであまりおすすめはしません。
年賀状じまいの注意点
- 今後の連絡先を明記する
- 手書きで一言添える
- 関係性、年代などで書き方を変える
- 全員に送っていることを伝える
今後の連絡先を明記する
年賀状じまいをすることによって、今後のお付き合いが全くなくなるというわけではありません。
メールアドレスやSNSのアカウントなどを書き添えることで、今後もお付き合いを望んでいることが伝わります。
手書きで一言添える
印刷した文章だけだと場合によっては冷たい印象を与えてしまいます。
手書きで一言添えることであたたかみが感じられ、気持ちの伝わる文面になります。
関係性、年代などで書き方を変える
年賀状の文面は相手との関係性、相手の年齢などで表現を変えましょう。
不快にさせないよう、文面は相手に合わせて考えることが大切です。
全員に送っていることを伝える
人によっては、自分だけに送ってきたのではないかと不安に思う方もいることでしょう。
いたずらに不安を与えないよう全員に送っていることを伝えましょう。
ふんぎりがつかない方は・・・
年賀状じまいをするには勇気が出ない、ふんぎりがどうしてもつかない方もいらっしゃると思います。
かと言って年賀状を作るのは手間と時間とエネルギーが必要です。
大変な作業を少しでも楽にできるアプリがスマートフォンでも利用可能です。
基本料金無料のサービスもあります。
宛名も保管している年賀状からスキャンして読み取ることができるので、デザインを決めて宛名を登録すれば、印刷された年賀状がお手元に届きます。
ネットで年賀状
カメラのキタムラ年賀状無料アプリ
https://nenga.kitamura.jp/app/
まとめ
年賀状じまいについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
年賀状じまいをしたい方も、ふんぎりがつかない方もこれを機に実行するか、するとしたらどのようにするのか、もしくは実行せずに手間を極力省いた形で年賀状を出すのか、検討してみてはいかがでしょうか。
〈関連記事〉
終活|人生の最後を安心して迎えるため契約【6種】 – SHUKATSU!