この記事では、終活に役立つサービスのご紹介をしていきます。
今回ご紹介するxLife(エクスライフ)は、人生における過去・現在・未来を記録して、家族や友人へ共有したり、死後はデジタル墓標として子孫へと残していくことができる、繋がりを大切にしたサービスになっています。
こんな人にオススメ!
- SNSやアプリなど多くのアカウントを持って負担に感じている
- スマホやパソコンで自分やペットの生涯を記録していきたい
- 自分やペットのお墓についてお悩みの方
- 友人や家族親族と現況を正確に確認しつつコミュニケーションしたい方
- 不慮の死に備えて大切な人にメッセージを残したい方
それでは早速サービスについてご紹介していきたいと思います。
xLifeってどんなサービス?
xLifeとは人生のデジタル化(ライフDX)を目指して作られたプラットフォームサービスで、日々の自分記録、繋がりと交流、終活、逝去後のお墓に至るまでのサービスを提供しています。
人やペットの生涯(ライフ)に関わる様々な情報の記録と、生きるサポートをオールインワンで完結することができるように作られています。
xLifeで出来ること
xLife内ではモールと呼ばれる機能が沢山存在します。
現時点ですでに29個の機能が備わっていますが、ここでは数を絞って7つの機能をご紹介いたします。
①マイカード
マイカード機能では、非常に詳細なプロフィールを作成することができます。また、名刺交換の機能も付いていますので、QRコードを読み取るだけでお互いの情報を交換することが可能です。(相手がアカウントを持っていない場合は、その場でアカウントが作られ自動的にマイカード交換が完了になります)
②マイ終活
もしもの時に備えて、MyCARD交換者の大切な人宛に、個別でメッセージを残すことができます。また、逝去連絡をしたい方には死亡通知が送られるようになっています。
③行動記録(スマートログ)
日々の生活や仕事での出来事を130種類のアイコンから選択し記帳できるかんたんな日記帳になっています。
時間や使ったお金なども記録&分析できるようになっており、生活改善に役立てることができるようになっています。
④メモリアル100
人生のターニングポイントとなった出来事、出会いなどいつまでも覚えておきたい人生の一コマを記録するためのノートです。
生涯において100の記念すべき大切な経験や思い出を記録できるようになっていますが、いろいろと想い出しながら書き込むのは良い時間になりそうですよね。
⑤マイPet
自分の飼っているペットについて様々な情報を記録できるようになっています。前述したマイカードのように友人同士でペット情報(PetCARD)の交換ができたり、予防接種やワクチンなどのヘルス情報を管理しトリマーや獣医のカルテと共有ができます。
また、ペットがいない方でもアバターPetCARDを作ることができ、応援したいペットや動植物と繋がることができます。
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⑥デジタル墓標
xLife内でのすべての情報は、逝去後にデジタル墓標(Web上のお墓)として半永久的に残すことができます。
生前に遺影やお参りのお礼、公開したい写真など設定した自分のお墓を作って、後世に残していけるのは斬新なアイデアですよね。
家系図繋がりも記録しているので500年後の子孫がお参りしてくれるかも…
⑦デジタル手記遺産
今、NHK大河ドラマ「光る君へ」が放映されています。
平安文学には「紫式部日記」や「蜻蛉日記」など日記物が多く、文字の書ける遺族社会のほんの数人の私的な日記で、現代では文学の範疇にも入りませんが、1000年の時を超えて届く「生の声」は私たちを平安の世界へ導いてくれます。
さらに、そこにある想いや知恵、普遍の人間関係などは今でも教えられる事が多々あります。
そして何より、今の私たちはこの1000年前からの繋がれた命で存在し、これからもはるか未来へ命を繋ぎ続けることを実感します。
過去から繋がれた途方もない命、これから繋ぐ計り知れない命、そして現代に生きる70億の命、誰一人として同じが無い唯一無二の生涯、「人の生きた証こそが未来遺産」として、歴史を刻んだひとり一人の人生の想い、経験、知恵を次の世代、はるか未来へ遺したいと想い作られた機能が「手記遺産」です。
ライフDXの大きなテーマの一つです。
簡単にではありますが、7つの機能についてご紹介させていただきました。
こういった機能がアカウントを一つ作るだけで使えるというのはとても魅力的に感じますよね。
最後にこのサービスが作られるようになった背景をご紹介していきたいと思います。
xLifeに込められた想い
産みの親である開発者、佐藤孝幸さんは1973年から東芝でIT関係の仕事に25年従事し、1998年からはIT事業で独立して更に23年と約50年間IT関連の仕事に携わってきました。
SNSの普及や生成AIの出現など、社会のデジタル化が加速していき便利になっていく一方で、現代人の他人に安易に同調する付和雷同の醸成、AIが言うがままの咀嚼力の低下、自分を見失う個の不確立に繋がっていってしまうのではと懸念するようになったそうです。
また、少子高齢化や核家族化などに対しても関心があり、人・社会・動植物といった広い視野での繋がりを強化していき、新しい共生社会の実現の第一歩を踏み出したいという想いが強くなっていきました。
そして、佐藤さんは宮城県のご出身ということもあり、東日本大震災の出来事がご自身へ大きな影響を与えたそうです。無念や不遇の中多くの方が亡くなられた現実を目の当たりにして、不慮の逝去に備えておくことの重要性に気が付かれたそうです。
これらの様々な背景から、人や社会の様々な課題を解決するためには「ライフDX」が必要と感じ、その先駆けプラットフォームとして、「自分・社会・未来のステージアップ」をテーマにしたxLife(エクスライフ)が生み出されました。
xLifeサービスにご興味のある方、応援したいという方は是非、こちらのリンクからアカウントを作成しご活用いただけますと幸いです。
〈開発運営〉
エックスライフ株式会社:https://www.xlife.co.jp/
(ライフDXの推進)
一般社団法人ライフDX推進協会:https://www.lifedx-ea.com/
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