今回はとてもシンプルに相続放棄申述書の作成要領をお伝えします。
相続放棄申述書とは
相続放棄申述書というは、相続人が遺産相続を放棄する時に家庭裁判所へ相続放棄を申請するために提出する書類です。この相続放棄申述書を提出し、家庭裁判所の審査を通過して認められれば相続を放棄することができます。
申述書を手に入れる
申述書の入手方法は3つあります。
- 裁判所のHPからダウンロードする
- 裁判所から郵送してもらう
- 裁判所に出向いてもらう

具体的な記入事項1ページ目

申述人の欄には相続人の名前を書きます。印鑑は認印で結構です。
そして添付書類は該当するものにチェックを入れましょう。

本籍については、戸籍謄本を取っていると思いますので、そちらを参考にしながら記載してください。

亡くなった人の戸籍謄本を取っていると思いますので、そちらを参考に記載してください。

この時に印鑑を押す必要はありません。
具体的な記入事項2ページ目
次は2ページ目です。
こちらには相続放棄を行う理由を記載します。

次に放棄の理由になります。借金額が多くて相続放棄を行いたい場合は5番目の項目 債務超過のため に〇をします。
最後に財産を書くところには分かる限りの財産を記載しましょう。
土地の詳細を調べたい場合はこちらの記事を参考にどうぞ。
【不動産】相続登記に必要な準備書類を紹介(遺産分割協議の場合)
ここまで記載したらあとは家庭裁判所に提出するだけとなります。
細かい提出の流れが知りたい方はこちらの記事を参考にどうぞ。
自分でできる【相続放棄】| 知っておきたいステップとポイント