終活全般

株式会社まいぱすが『0円墓地』という新しいスタイルを提供している霊苑へ訪問

死後事務代行事業を行っている株式会社まいぱすは、2023年6月29日に、公益社団法人 稀代の会 浜松霊苑を訪問し、噂の0円墓地の実態と背景にある終活業界の現状について取材を行いました。

「お墓が0円で手に入る」と聞くと、誰もが驚くのではないでしょうか?

その正体は、コスト(墓石代、永代使用料など)を極限までカットし、年間サブスクリプション費用(9,900円~)を支払うというシンプルなものでした。

「通称:サブスク墓」と呼ばれたりします。

公益社団法人 稀代の会 浜松霊苑ホームページ

公益社団法人 稀代の会 浜松霊苑(以下、浜松霊苑)は、日本社会の宗教観や経済状況の変化に伴い、現代人とミスマッチを起こしつつある、既存の墓地の在り方について、いち早く疑問を呈し、墓地利用者の心情に寄り添いながら、新しいお墓のスタイルを提案し続けているそうです。

お墓代0円が適用される墓地

通常、お墓を建立するとなると、購入時には「永代使用料」「墓石工事費」、合わせて、その後に必要な「管理費」を支払うことになります。

地域や石材店によって、ばらつきはあるものの、全国平均では157万円となっており、実際のところ150万~350万円程度で、お墓を建立するのが、今までは一般的でした。

しかし、時代の変化の中で、核家族が家族の基本形になりつつあることや、長引く経済の停滞感等も重なったことで、「お墓は持ちたいが、より合理的なものにしたい」というニーズが高まってきているそうです。

実はこういった従来の終活の考え方と、現代人が求めるもののギャップは、お墓に限った話だけではありません。

葬儀にまつわる耳を疑う話や、死後の事務手続きを誰かにお願いしたいけど相談できない等々、多岐にわたります。

今回の訪問を通して、改めて時代の変化を読みながら、次世代の終活の在り方を地域事業者と協力しながら模索し、社会へ新しい選択肢を提案していく使命を強く実感させて頂く、貴重な機会となりました。

引き続き、今後も終活にまつわる「リアル」を調査し、情報を発信し続けていきたいとおもいます。

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