離れた場所に住んでいる親のことが心配。
介護施設に勤めているが、たくさんの利用者さんを一度に気にかけることが難しい。
そんなお悩みはありませんか?
最新のテクノロジーを味方につけて、スマートな気配りを。
ウェアラブルデバイスとは?
「wearable」の意味は、身に着ける、着用できる、体に装着できるなどです。
つまり、ウェアラブルデバイスとは、体に装着する端末のことを指します。
有名なブランドでは、Apple Watchがありますね。
用途は多岐にわたり、主にメールやSNSのチェックといったコミュニケーションから歩数や生体情報の記録などの健康管理が可能です。
また、現在では高齢者の見守りサービスが付帯している商品もあります。
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ウェアラブルデバイスの種類
腕時計型
Apple Watch Ultra 2
画像引用元:Amazon
リストバンド型
Fitbit Alta
画像引用元:Amazon
指輪型
Oumij NFC多機能スマートリングマジック
画像引用元:Amazon
眼鏡型
【第二世代】『XE-C』 Google Glass
画像引用元:Amazon
衣服型
Xenoma e-skin
画像引用元:EMIRA
その他
靴型やイヤフォン型など
RUNWALK ORPHE
画像引用元:ORPHE
Soundcore Liberty 4
画像引用元:Anker
ウェアラブルデバイスでできること
電話やメール、ゲームなどもできますが、今回は健康管理に焦点を当てていきたいと思います。
ウェアラブルデバイスの種類にもよりますが、様々な生体情報を計測し記録することが可能です。
測定項目
- 歩数
- 移動距離
- 運動記録
- 消費カロリー
- 摂取カロリー
- 水分摂取量
- 体温
- 心拍数
- 血圧
- 睡眠分析
測定項目は他にもありますが、代表的な項目をご紹介しました。
ウェアラブルデバイスによる見守りサービス
最近のウェアラブルデバイスは生体情報の記録をして健康管理ができるだけではありません。
高齢者の見守りサービスが付随している商品がたくさんあります。
高齢者の見守りサービスとは?
ウェアラブルデバイスを着けていることによって、転倒や心拍数の異常を検知してくれて、家族や管理者に通知が届くシステムです。
ウェアラブルデバイスは、常時着けていることに違和感を感じる人も多いですが、足首に着けるタイプも研究、開発されており、将来的には違和感の軽減が可能になるでしょう。
また、「温度差発電技術」と「太陽光発電」により、充電が不要な商品もあります。
本項でご紹介しているMOTHER Braceletは、ゼーベック効果を利用して体温から発電する「温度差発電技術」を搭載しており、充電のためにデバイスを外す必要がないため、年間約500~800時間とも言われるダウンタイムを必要としません。
ダウンタイムがないことで、空白の時間が発生することを防ぐことができます。
- ゼーベック効果:物体の温度差が電圧に直接変換される現象
- ダウンタイム:システムが休止、停止している期間
MOTHER Bracelet
ウェアラブルデバイス本体
REMONY
見守りシステム
使用するメリット
- 手が塞がらない
- 定期的に詳細なデータが取れる
- 離れた場所に居ても安全と健康の確認ができる
手が塞がらない
ウェアラブルデバイスは身に着けるデザインの端末ですので、作業の邪魔をせず測定ができます。
睡眠中も安定して計測ができるでしょう。
定期的に詳細なデータが取れる
ウェアラブルデバイスは身に着けておくだけで、様々なデータを定期的に集積してくれます。
集積されたデータは、スマートフォンのアプリに転送可能なものが多く、比較的簡単に分析、管理ができます。
離れた場所に居ても安全と健康の確認ができる
見守りシステムが付帯している端末であれば、例え別の場所にいたとしても、親や介護施設の利用者に万一のことがあった時、通知で異常に気付くことができます。
まとめ
ウェアラブルデバイスについては、トロント大学の教授であるSteve Mann氏が先駆者と言われており、1980年代に誕生してから日々進化しています。
機能は、通話やメール、健康管理だけにとどまらず、高齢者や認知症患者の見守りまでカバーされており、今後更なる進化が期待される分野です。
離れた場所に住んでいるご家族へのプレゼントにも良いのではないでしょうか。
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